わからないことは「いけないこと?」

特に中学生は、「聞くのが恥ずかしい」、「こんなのもわからないの?と思われるのがイヤ」、「聞くのが面倒くさい」などの理由で質問するチャンスを逃しています。最も頭が良くなる機会を自ら失っているようで実にもったいないです。
うちの塾は中学生から高校生の塾なので、高校生は質問するのが義務であるかのように当然たくさんの質問を受けます。中学生の積極的な子はどんどん質問しますが、そうでない子には、こちら側から声をかけるようにしています。
ペンが止まっている子や難しい表情を浮かべている子には、
「大丈夫?解けそう?」
「うーん、わかりません...」
「どこまでわかった?」
「ここまで解けたけど、その先が...」
「そうか!ここからは~な感じで考えればわかるんじゃない。」
「(ちょっと笑顔になり)やってみます!」(この笑顔が実にいいです!)
このようなやり取りを毎日やっています。
勉強はわからないとやる気がなくなります。でも、わかると楽しくなります。成績が上がると面白くなって自分から積極的に勉強するようになります。
『わからないから塾に通う』わけですから、恥ずかしがらずもっともっと利用するべきです。
塾でも学校でも、わからないのがあったら、中学生レベルでも、小学生の内容でも気にせずどんどん質問しましょう!
勉強はわかってくると本当に面白くなりますよ!
塾をリニューアルして1年。子どもたちをどのようにして笑顔にするかワクワクしながら教務しています。
2023年01月11日 09:00