勉強の仕方がわからない①

保護者の相談で最も多いのが、「勉強の仕方がわかっていない(だから成績が上がらない)」という悩みです。
これまで指導した経験から言うと、①『日ごろから勉強をしていないからわからない』場合と、②『勉強をやり始めて、わからない問題にぶつかるとやめてしまう』の2つが考えられます。
①については、子どもが部活やゲームなどに時間を取られて、家でごろごろしてると「勉強しなさい!」と言われます。「もうやった!」とか「さっき課題を終わらせた!」のように、そもそも勉強する習慣がない場合は、やり方も身についていないので点がとれるはずもありません。②は、勉強しても自分が解ける問題や得意科目にばかり時間をかけて、肝心のわからない問題(自分の弱点)を飛ばしてしまう場合です。弱点を通して自己分析を行えば必ず成績は上がるのにもったいない気がします。
自己分析は、『なぜ解けないのか、なぜこの答えになるのか』などいろんな角度から深く探っていく、学力アップには欠かせない最も重要なことです。
勉強の仕方は、一人一人異なるので、まずは勉強する習慣をに身につけることです。はじめは30分でも1時間でもいいと思います。(勉強の習慣についてはまたいつか書こうと思います)その上で、点数を上げるにはどうすべきか分析しながら、それを継続させることです。
2022年05月05日 10:15